2013年2月12日火曜日

オッチャン鉄ちゃんの足のむくまま第九回更新+小説

「オッチャン鉄ちゃんの足のむくまま」第九回本日更新。
情緒的な書き出しから始まる今回、そしておぉこう来るか。
さすがである。

是非ご一読を。


文章とは書く人の人柄が出るものらしい。
落合氏しかり、末田氏しかり、かくいう私もしかりである。

先日、ワードファイル5ページに綴られた短編小説を読む事となった。

このファイルはある方が間違って添付されてきたデータである。
私も半月ほど気付かずいたのだが、
メールの整理をしていた時に気がつき開いてみると
短編小説だった事が判明したのだった。

実はこの作者は、このメールを送付された息子さんである。
大学受験真っただ中の受験生。

彼の小説は以前も読ませてもらった事があるのだが、
かなり深いのである。
何が深いか、
人間の根底に漂う何か得体の知れない善悪。
それらしきものがそれらしく感じ取られてしまう文章であった。

いや、そんなふうに私が感じたという話。
頭の悪い私にはもっと深いであろう本質は読み取れなかった。
これが高校生の文章なのか、今の高校生はこんなにスゴいのか。
心底驚いていた。

あれから月日は経ち、今回偶然に二作目を読む事となった。

難しい漢字がそこここに登場するのだが、
前回に比べて格段に読みやすくなっている。
聞くに文化祭に出展した作品らしい。
なるほど、対象読者に応じて書き分けが出来るのか。
これまたスゴい。

読みやすいと感じた最大の要因は、
学校を舞台にしたファンタジーであるから。
いや、もう少し深読みをすれば
人間の本質をわかりやすい身近なもので代弁したと言うべきか。

おっと、いったい私は何を言っているのか。
まったくその小説を知らないこのブログを読んでいる人たちに
読後感想を述べてどうするものか。

つまり、そういう高校三年生がいるということ。

彼が志望大学に見事合格し、
キャンパスライフを楽しむ余裕ができたなら、
私は彼にお願いするつもりだ。

「mouretsu.netで小説書いてくれへん?」って。

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