初めて我が事務所に訪問いただきまして。
まぁこの人ほどちゃんとしたディレクターさんはおられませんでして。
歳は私よりずいぶん下なのに、スケジュール管理といい、原稿の整理、
クライアントとの折衝まで完璧でありました。
スケジュールは半月も前から配布いただく手際よさ。
普通スケジュールは一つの目安として考えられることが多いこの業界で、
この人からいただくスケジュールだけは
一日たりとも前後した試しがございません。
これほど下請けにとって助かる話はありません。
にもかかわらず私などは、
他社の仕事スケジュール調整が上手くいかなかった時に
この人に泣きついてスケジュールをずらしてもらったことがあるテイタラク。
ご自分もデザイナーとして手を動かすことで
こちらの立場も重々配慮していただきました。
感謝致しております。
して、こちらの会社方針が変わり、
大阪支社のデザイナーディレクターを京都本社に呼び戻し、
現状の部門を充実させるとのこと。
「いやなんですけどね、会社命令ですから…」
「なんかwebもやるらしいんですよ」
「情報発信も出来る立場になりますからね」
そう、会社の組織にいることの息詰まり感、理想と違う方向性、
沢山のデメリットがあるなか、
組織が向かう時代の牽引力は個人では叶えられない
重量感のメリットであります。
きっと、この人ならばまた上に向かって行けるのだと思うのです。
がしかし、寂しいわけです。
一緒に一時期、一つの仕事に携わっていた者として少し寂しいわけです。
「京都の本社って田んぼの真ん中にあってですね、
隔離される感じなんですよハハハ」
今度はワタシが京都へ営業でお伺い致します。
「季節ごとに現れますよ」
そう、きっと新しい環境がまた新しい仕事を
昇華させていくのでありますよ。
今の気風に乗り遅れずに、
私どもを引っ張って行ってください。
- ハーレムのシュガーヒルへお急ぎの方は
”A列車”にご乗車ください
- ”A列車”に乗り遅れると、一番に着く列車を逃しますよ。
さぁ早く!もう列車が到着しますよ。
レールの軋む音が聞こえてきませんか?
- 皆さん”A列車”にお乗りくださーい!
シュガーヒルにはすぐ到着します。
PS.とっても美味しいシュークリームありがとうございました。
速攻で3個も食べてしまいました。
Kさん、春には京都へお伺いします。
大阪支店長い間ありがとうございました。
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