もうギリギリでして。
あれもこれも仕上げて、宅ファイル便で送って。
写真データを加工してインデザインに放り込んで、
PDF作ってメールで送って。
よくわからないイラストを描いて、
イラストレーターでいじって、こいつは出力して納品して。
ちょっと時間が空いたので、
渋いお茶を煎れておこたに入り、テレビをつけます。
この瞬間がこの上ない幸せであります。
プチッ…。
おこたの前には年代物のブラウン管テレビであります。
一旦画面が真っ黒になり、徐々に画面が明るくなるのであります、
今までは。
そう、真ん中当たりから徐々に明るくなって
横一線に光りが広がりまして…。
え!
天地が!
なんと、左右はいっぱいに映し出された画像が、
天地に5cmぐらいしか伸びていないのであります。
40cmほどの天地画像が5cmに
ギュッと平体がかかってしまったのでして。
この糞忙しい合間をぬってヨドバシカメラへ赴き、
店内の一番安い32inchを購入し、先日納品となったのでありました。
納品前に、長年愛用したブラウン管テレビを
キレイに掃除してあげたのであります。
いったい何年使ったのか。
画面の横に貼られたシールが一枚。
いやぁお世話になりました。
多分、ギリギリ最後の最後だったのでしょう。
ワタシは、間違いなくテレビっ子であります。
テレビが無いと耐えられないのであります。
四十七のおっさんの言葉とは思えませんでしょ。
実際、仕事部屋から半分身を乗り出して覗ける位置に配置し、
仕事中もつけっぱなしでありました。
就寝前も、ふと気付くと朝までつけっぱなしなんてこともありました。
こうやって過酷に使われたブラウン管テレビは
天寿を全うしたのであります。
新しいテレビはブラウン管テレビの三分の一、
いや四分の一ほどの重さしかなく
技術の進化を痛感させられるのでありました。
これで年末年始のおこた周りは完璧であります。
新しいテレビと入れ替わり、ブラウン管テレビはリサイクル回収されました。
お疲れさまでありました。
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